どうも、沖縄在住ニートブロガーのケンヂ(@neetblogman)です。
お兄さん、先週はどうも忙しくてなかなかブログが書けなかったよ( ˘ω˘)
さて、日々ネオニートに向かって突き進み続けている僕ですが、フリーランスとして働いていると、時折(というか割と)変な依頼の話が回ってくることがあります。
最初の頃は愚直にどんな依頼も受けていた僕ですが、最近は惰性に身を任せて仕事を選ぶということを覚え始めており、いい仕事なのかやばい仕事なのかということがちょっとずつわかってきました。
とはいえまだまだ値段の付け方に対して甘いなと思う部分もありつつ『まぁいいか』と思っている自分もいるのでそこについては細かく言いませんが、約1年間曲がりなりにもフリーランスとして活動してきてわかったことがあります。
それは
ということ。
こっちが優しさを表に出して接してあげたとしても、あちら側はビジネス感覚で接してくるのが当たり前なので、少しでも気を抜くと大抵の場合はフリーランスがバカを見る結果に終わります。
ただし、それは決して先方の性格が悪いとかではなくて、こちらが甘すぎる故に起こってしまうことだということはまずは理解することが大事。
というわけで、今日はフリーランスとして活動している皆さんが一日でも早くナメられる状況から抜け出るための知識をぶちまけていこうと思うよ!
- 絶対に下手に出ない
- 最低限のコスト感覚を持つ
- 提案力はめちゃくちゃ大切
- 会社の業務委託として制作を引き受ける場合は要注意
- 実際にあった最近のナメられエピソード2選
- フリーランスに向いてない人だって沢山いる
- まとめ
絶対に下手に出ない
何よりもこれが一番大切。フリーランスになった以上、必要以上にへりくだるのはよくありません。
謙虚な姿勢でいることは大切ですが、それが行き過ぎると相手に『この人は自分の技術に自身がないのかな…』と思われてしまい、不安感・不信感を与えてしまう結果になります。
僕自身日頃からこういったことをしてしまいがちなので、意識して改善するようにはしているのですが、自分のことを信用してもらうためにも下手に出てはいけません。
もしも自分ではこなせない仕事をお願いされて迷っているときには、断ることも必要です。
フリーランスになりたての頃は特に断ることに対して抵抗感があるものですが、自分にできないことを依頼されて中途半端な結果に終わるくらいなら、断ったほうが100倍マシな結果になります。
仕事を断ったからと行って、相手からの信用が無くなってしまうわけではないのです。(ただし、断る際はちゃんと理由を説明した方が良いですよ)
最低限のコスト感覚を持つ
フリーランスとして活動する以上、最低限のコスト感覚を持って仕事をする事が大切です。
■フリーランスなりたての頃にやってしまいがちな失敗例(経験済)
依頼者『ケンヂ君にこの仕事をお願いしたいんだけど、どれくらいの金額でできる?』
ぼく「あぁ、これならだいたい○○円くらいで出来ますよ(作業時間で考えるとプラスが出るな)」
依頼者『了解、それじゃあ近々打ち合わせしようね』
~作業開始~
ぼく「ヤバい、純粋な作業量だけならまだしも、打ち合わせに行く時間・資料を作る時間や諸々の作業時間を含めると赤字だ!!/(^o^)\」
依頼者『リテイクリテイクゥゥ!!ごめんあと一回だけ直してぇぇぇ!!!』
ぼく「(静かに息を引き取る)」
って感じになるんですよね。
少なくとも依頼を受ける時は
- 作業時間に関わるコスト
- 打ち合わせやディレクションにかかるコスト
- 交通費のコスト(意外と顔を合わせて打ち合わせを希望する人が多い)
これらのことを念頭に置いて見積もりを出さないと間違いなく死にます。
あまり高い値段を提示すると相手が引き受けてくれないのでは…?と思われるかもしれませんが、相手はどういったことに対してコストがかかっているのか把握できない場合も多いので、その時はきちんと説明すれば大抵わかってくれます。
お金に関わる言葉のやり取りって気まずいですが、これもフリーランスになるものの試練です( ˘ω˘)
ちなみにコスト感覚は領収書とか請求書とかとにらめっこしておけばある程度は自然とついてきます。
確定申告の際にもそういった情報は必要となるので、普段からあまり細かい記録を取ってないという人は情報をクラウドに保存できる会計ソフトや書類作成ソフトを使うと幸せになれます。
スマホからも情報を閲覧できるというのはめちゃくちゃデカいメリットですし、僕は下記のサービスが無いと生きていけません(^q^)
クラウド請求書・見積書・納品書管理サービス Misoca(みそか)

■会計ソフト(超便利です)
【会計ソフトfreee(フリー)】

※どちらも無料登録だけで利用することが出来ます。
提案力はめちゃくちゃ大切
フリーランスになると、会社員として働いているときのように上から仕事が降ってくるということは無いし、時には積極的に仕事を取りに行かなければならないこともあります。
そんなとき、最初にして最大の武器となるのが提案力。
フリーランスは薄利多売で仕事を引き受けると絶対に赤字になるので、他社と価格で勝負する訳にはいきません。
その為、どれだけクライアントのことを思いやった提案が出来るかが勝負になります。
多少高くてもあなたにお願いしたいと思わせるような提案ができれば完璧ですね。
自身の提案力を高めることが出来れば、例えフリーランスから会社員に戻ったとしても重宝される存在になるので、意識しておいて損はありません。
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会社の業務委託として制作を引き受ける場合は要注意
※これは割と注意事項
フリーランスとして活動していると、多いときには月に2回程サイト制作会社から業務委託契約をしませんか?というお話を頂きますが、話だけを聞いて基本的に断っています。
これは僕がフリーランスとして活動するようになって始めに決めた【ポリシー】のようなもので、制作会社の外注として働くくらいなら、僕は会社員に戻るべきだと感じているんです。
何故なら、制作会社が業務委託として依頼したい理由は単純にコストカットをしたいからであって、ウェブデザイナーを新たに雇うよりもフリーランスの労働者を囲い込んだほうが安く済むと熟知しているからお願いするわけであって、よほど生活に困っていない限りはこちらに何のメリットもありません。
それなら保険有り・厚生年金有り・交通費支給という待遇の会社員として働いたほうが絶対に良いと思いませんか?
フリーランスとして駆け出しの頃はこういった仕事を引き受けてもいいと思いますが、いつまでもそういった仕事ばかりにしがみつくだけなら、フリーランスやめた方がいいですよ。
実際にあった最近のナメられエピソード2選
マジでナメられてるとしか思えないエピソードは腐るほどあるんですが、その中でも最近起こった2つを紹介します。
絶対にお金は出したくないでござる!なおっさん
つい最近、知らない番号から電話があったんですよ。
基本的に知らない番号からの電話は取らない僕ですが、なんとその人はSMSを使って連絡してきたんです。
その内容は『パソコン操作・動画編集について教えて欲しい』という旨でした。
はっきりいって【名前も知らない・素性も知らない・人間性もわからない】のにいきなりなんだろう…と思っていたら、その人はさらにこう告げました。
『私のパソコンはデスクトップなので、家まで来て教えてもらえませんか?』と。
この場合、普通に考えたら
- 交通費
- レクチャー代(1時間あたり○○円)
が必要になるので、僕はとりあえずこう返信しました。
『そちらに訪問するのは構いませんが、交通費・レクチャー代含めて○○円頂きますが宜しいでしょうか?』
すると相手
『それでしたら、また機会があるときで大丈夫です。ありがとうございます。』
(゚Д゚)ハァ?
後々詮索してみたら、その人は以前一度だけ顔を合わせえたことがある人でした。一度仕事上の関係でお茶を飲んだくらいで知り合いづらされても困るんだよなぁ。
実はこういった案件、珍しいことではなくよくある事なんですよね。
最初で値段をしっかり相手に伝えておかないとこちらが無駄な仕事をしてしまうパターン。
実は僕も数回ほど苦い思いをしましたw
今では大抵の場合最初に金額を伝えるようにしているので、そういうことはなくなりましたが。
それなら◯◯使ったほうが良くない?といちいち言ってくるクライアント
とあるサイト制作の打ち合わせ。
僕は打ち合わせをする際に、相手の予算感を把握して最善の方法をお伝えするように心がけており、時にはBASE(ベイス)やWIX(ウィックス)といった無料もしくは低価格でサイトを作れるサービスを紹介しているんですが、今回のクライアントはどうしてもWordPressでサイトを作りたい模様。
流石に5万でWordPressのウェブサイトを作るなんてありえないし明らかにダンピングだし、クライアントを説得してWIXで作ることになったわけですが、事あるごとに
『やっぱりWordPressの方がいいなぁ』
とか
『WordPressのほうがオリジナリティあっていいよね』
みたいな言葉でチクチク刺してくるんですよ。
あまりのゴネ具合だったので、僕は見かねてクライアントにメッセージとともにそっとURLを送りました。
ぼく『沖縄でなんと2万円でホームページを制作してくれるところがあるらしいですが、いかがですか?(カチャカチャカチャ…ターンッ!!)』
そしたらクライアント『いい所見つけてくれたじゃない!ありがとう!』といって僕の前から姿を消しました。
もちろん途中まで作業していた分の金額は払われていませんが、授業料を払ったということで気にしないことに。
その後の話?ちょっとよくわからないです( ˘ω˘)
一つだけいえるのは、僕が『これ以上無いほど最高の提案』をしたってことですかね。
フリーランスは、あまりにも安い仕事を受ける必要は無いです。だって生活できないし。
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フリーランスに向いてない人だって沢山いる
IT業界(特にウェブデザイナー)でフリーランスになっている人はたくさんいますが、正直なところフリーランスに向いている人ってそんなにいないと思うんですよ。
かくいう僕自身もフリーランスに向いているかといわれると、即答で『NO!』と答える程度には向いてません。
僕の最終目標は『ブログ・サイト運営の収入でご飯を食べる』という事ではありますが、これが出来たら多分フリーランスは辞めるし、会社員もしくはアルバイトとして働きながらサイト運営していきたいですね。
僕の場合、フリーランスというのはあくまでも【目標達成までの足がかり】なだけなので、あまりこだわりはないです。
まとめ
これからも僕はニートだと名乗り続けたいと思う(決意)
おわりっ!