どうも、沖縄在住ニートブロガーのケンヂ(@neetblogman)です。
最近いろいろな人のブログを漁っては見ているんですけど、好き勝手に持論を語っている人が多いですよね。
というかブログだから持論を語るのは当然なんですけど、ちょっと見過ごせない記事を見つけてしまいましてな。
そう、ブロガーの宮森はやと氏のブログです。
1つ先に言っておくと、僕は宮森氏の事結構好きです。チャレンジングスピリットを持ってるし、新たな試みを色々やっていて凄いと思う。
だからこそ、今回の件は残念でした。
この人最近【一ヶ月限定!】プロブロガーの1日を50円で買いませんか? - 今日はどんな本音を語ろうという記事を書いた結果引き寄せられたツイッタラーとのやり取りがきっかけで炎上してましたよね。
その時は『あぁ、この人運が悪かったな……可哀想に』なんて思っていましたが、この記事を見て印象が変わりました。
もしかしてこの人、イケダハヤトさんを目指しているんじゃね?と。
だってこの人わざと炎上させたいとしか思えない記事書いてるし。
理由については記事タイトルにも書いてあるとおり『大学中退』に関する旨の話を軽々しく書いているから。
今回、僕が何故こうも言及したいと思っているのかというと、この記事で宮森氏は持論を展開するだけでなく相談を受けてアドバイスをしているからなんです。
一言いわせてもらうと
自分の経歴を自慢して他人におすすめしているだけだから。あまりにも無責任すぎる。
質問しているのは女子大生なのだが、内容としてはこうだ。
大学が面白くありません。 友人はいるし仲も良いのですが、講義を聞いているといつも寝てしまいます。 みんなちゃんと講義を受けているのに「どうしてわたしだけこうなんだろう?」とおもってしまうのです。 受験の時はあんなに勉強がんばれたのに。
私、飽き性なんです。 今まで何か始めてみては飽きて辞めてきました。 大学はまさか飽きないだろうとおもったのですが、飽きてしまったんです。 正直に言うと、大学を中退したい気持ちがあります。 わたしはどうすればいいでしょうか。
女子大生が大学を中退するかどうか悩んでいるとのこと。
それに対して宮森氏の答えはこう。
ぼくはこの女子大生さんの話を聞いた時に、「大学を中退するのも一つの選択肢として入れていい」とおもったのです。
この時点で芳ばしい香りがしてくるわけだけど、理由としてはこうだ。
何を隠そうぼくも大学を中退しているのです。
ぼくは関西ではそれなりに有名な大学に通っていたんですが、正直、大学生活に退屈してしまったんですよ。
大学には友人もいるし、サークルにも所属していました。
しかし、今回の女子大生さんのように講義が死ぬほどつまらなかったんです。
ほうほう、それでそれで?
「ぼくはこのまま大学にいていいのか?」と。
ぼくと違って真面目に講義を受けれている人がいるのに、ぼくはどうしてこうなんだと落ち込むこともありました。
しかし、そもそも「ぼくは大学に向いてないんじゃないか」とおもったんですよね。
そして、ぼくは真剣に考えました。
真剣に考えることはいい事だ!
このまま大学に通い続ける人生と大学を辞めて全く別の人生を生きるのと自分はどっちが嬉しいだろう?納得するだろう?
その質問を何度繰り返しても答えは、後者だったのです。
それで思い切って大学を1年半で中退することにしました。
そうか。あなたの人生ですからそれはもうご勝手にって感じね。
あ、ちなみにこれ以降女子大生に対して大学中退に関する相談の具体的な内容については全く載っていません。
恐らく自分がこれまでに経験してきた事を話しただけだと思いますが、僕はここで1つ問いたい。
『あなたは女子大生に対してちゃんと悩みなどをヒアリングしたのか?』と。
宮森氏は大学を自分が考えた理由で中退したかもしれないが、女子大生は違う。あくまでも宮森氏に相談したかったのだ。
それにもかかわらず宮森氏は、大学中退のメリット・デメリットをしっかりと説明せずに『俺は辞めて1ミリも後悔していない!』なんて言っちゃうんだからね、ちょっと凄いよね。
だってそれって
『私YouTuber目指してるんですけど』って言ってる相手に対して『俺はYouTuberになって後悔していないから!』って言ってるのと同じだからね。もはや質問に答えてすらいない。
下手したら一人の人生潰しかねない返答だからちゃんとやって欲しい。
若いうちは何にでもチャレンジしたら良いよって思うのは確かだけど、大学はどう考えても卒業しておいたほうがいいじゃん。というか卒業したほうが社会的地位も高まるし、もしもの時の就職口だって探せるかもしれない。
勿論、その女子大生が大学を中退しないと出来ないような事をしたいのであれば話は別だが『ただ面白くないから中退したい』と考えている人間に対して『中退するのも1つの選択肢』というのはちょっと違う気がする。
宮森氏ほどでは無いが、僕もそれなりに山あり谷ありの人生を過ごしてきたし、今が一番楽しいし悔いもない。でも、女子大生に同じ質問を受けたなら間違いなく『卒業はしておいたほうが良い』というだろう。
大学にいるうちは最低限勉強はしなければならないが、4年間というモラトリアム期間をお金で買っているわけだから、自分の方向性をモラトリアム期間中に見定めるという方法だってあるからだ。
それでも大学を中退したいと考えているなら止める事は無いが、少なくとも相談された相手は人生の先輩として、少なくとも大学中退のリスクについて説明しておく必要はある。
その事を説明せず安々と大学中退をほのめかす宮森氏には悪意すら感じるくらいだ。
宮森氏は記事の中でこうも述べている。
ぼくはほとんどの友人に大学を辞めるという話をしていません。
なぜなら、「大学を辞める」と話した時に確実に止められると感じたからです。
大学を辞めたいと言うと、多くの人は以下のように答えます。
大学のためにお金を出してくれた両親が悲しむ せっかく受験して受かったのに勿体ない。 大卒という肩書きを得れなくなる このまま大学にいればもっと楽しいことがあるかもしれないじゃないか。 その考え方はもちろん分かります。しかし、ぼくにとって大学は両親に多額のお金を払ってもらったり、多くの自分の時間を注ぐ価値がある場におもえなかったのです。
ですから、自分の意思を揺らがせたくなくて、ほとんどの友人に相談も挨拶もロクにせず、蒸発するように大学を辞めることを決めました。
これは『止められると感じた』からではなく『自分が本当に辞めたい理由を否定されるのが怖かった』からだろう。
”普通”だったらこんなやめ方はしません。”普通”のやめ方じゃないから、他人に対してのアドバイスとしては成立しない。
……これ以上話を掘り下げるとキリが無いし宮森氏を叩いているような記事になってしまうので書かないが、今回の件はあまりにも軽率だったのではなかろうか。
これがもしも、わざと炎上させようとして書いている記事であれば何も言うことは無いけど。
少なくとも女子大生は『宮森はやと』という人を頼ってきているわけだから、自分の経験談を意気揚々と語るのではなくもっと真剣にアドバイスしてあげて欲しい。
もしも上記に書いたことも含め、真剣にアドバイスしていたのであれば僕としては申し訳ないのだけれど、それなら記事をもっとしっかり書いて欲しい所です。
宮森氏はプロブロガーとしても人気が出てきているし、有名になってきているのだから、炎上したくないならもっと気を配ったほうが良いと思うよ、本当に。
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