やぁやぁ皆さんこんにちは、親のすねかじりが趣味のケンヂです。
先日農協の直売所に行った時の話なんですがね、美味しそうな南高梅があったんですよ。(とはいえそのまま梅を食べる事はなかなかない)
普段ならあまり気にすることもなく通り過ぎてしまうところなのですが、今回は少し違いました。
『梅酒にすると美味しいですよ!』
こんなポップが貼り付けられていたんです。このポップを作った人はきっと僕に向けた的確なマーケティングをしてきたに違いない。
しかも梅の隣には氷砂糖とホワイトリカーが置かれているという用意周到ぶり、これは犯罪的である。
そう思いつつ、気付けば僕は梅を購入していたのであった。
というわけで今回は、人生初の梅酒作りに挑戦します!
用意するもの
梅酒作りに用意するものは至ってシンプル。
- 梅 1袋
- 果実酒用のお酒 1.8L(今回は泡盛で代用しました)
- 氷砂糖 500g~800g(甘さ控えめにしたい方は500gが良いとのこと)
- ビン (最低でも4L以上のビンが必要)
- 竹串 1本
梅さえ購入すれば後はどこでも入手可能なものばかりですね。
(今回使用している梅は既に熟していますが、一般的には青梅を使って漬けるそうです)
ちなみに竹串は後ほど使いますのでお楽しみに。
20度以下のお酒を使って梅酒を作るのは禁止!!
とのことらしいです。
理由としては酒税法に違反するからとのこと。
日本では、酒税法の規定によって、酒類の製造には免許が必要であり(酒税法第七条)、酒類に水以外の物を混ぜることも酒類を製造したものとみなされる(酒税法第四十三条)上、出荷すると酒税を納める必要がある(酒税法第六条)。ただし、消費者が自ら消費するために、政令に定められた条件で酒類と他の物品を混ぜる場合には適用されない(酒税法第四十三条11項)という例外規定があり、梅酒の場合、すでに酒税が納められたアルコール分20度以上の酒類に、糖類、梅その他の財務省令で定められたもの(酒税法施行規則第十三条3項)を混ぜ、新たにアルコール分1度以上の発酵がない(酒税法施行令第五十条14項)場合には製造とみなされず、免許が必要とはならない。逆に、免許を持たない者が日本酒、みりん、ワインなどのアルコール度数が20度未満の酒で梅酒を作れば違法となり、家庭の範囲を越えて提供、消費しても違法となる。
日本酒を梅でつけたりすると美味しそうだなぁなんて普通に考えそうなことなんだけど、違反なんだって、驚き!
いろんな果実酒を作りたくなるけど、漬けるお酒の種類には気をつけるようにしないとね。
作り方
ビンを消毒します
まずはビンをしっかり消毒するところから始めます。ちゃんと消毒しておかないと雑菌が繁殖する可能性がありますのでご注意を。
消毒の方法は熱湯消毒で、ビンに少量の熱湯を入れ、全体に広がらせるようにビンを回せばOK!でも熱いから取扱には気をつけて!
熱湯をこぼした後は水気がなくなるまで乾かしましょう。
梅を水洗いして水気を取る
次に梅を水洗いします。
梅の表面を傷つけないように手洗いのほうが良いですね。
多分この作業が一番手間だと思います( ˘ω˘)
梅を水洗いした後は、キッチンペーパーで水気を取り、30分~1時間程乾燥させておきます。
竹串でヘタを取る
梅の水気が取れたら今度は竹串で梅のヘタを取り除きます。
1つずつヘタを取らないといけないのが面倒くさいと思われるかもしれませんが、びっくりするほど簡単に取れるので意外と楽しい作業でした。
ヘタを取り除かずに梅酒を作ると味にエグみが出るらしいので、この作業は飛ばさないようにして下さい。
ビンの中に梅と氷砂糖を交互に敷き詰めていく
ここまで来たらあと少し!次はビンの中に梅と氷砂糖を交互に敷き詰めていきます。
交互にする理由として、梅が浮かび上がらないようにとかどうとかいわれているようですが、どんなにあがいたところで浮くらしいのであまり気にしすぎることは無いかと。
梅と氷砂糖を交互に入れた写真がこちら。びっくりするほど交互に入れてる感じがないですねw
酒を投入して完成!!
みんなおまたせ、ここまでの作業が全て完了できたらやることはひとつ…
イェーイ!!後は漬け込むだけ!!!
梅も浮いてないしこれなかなかいい感じなんじゃね!?!?
~半日後~
作るのは簡単だけど…
梅酒は漬け込んでから最低でも6ヶ月は寝かせないといけないらしく、最高に美味しくいただきたいなら12ヶ月は寝かした方がいいらしいです。
真面目に長すぎない?(真顔)
でもまぁ、会えない時間が恋を育むとも言いますし?ちょっとくらい寝かせたほうがきっと美味しくいただけるはず…。
ということで君とのランデブーは半年後までお預けだ(`;ω;´)
まとめ
周りに果実酒を作っている人は何人か居たのでお裾分けをもらっていたのですが、これからはこちらからもお裾分け出来るのが嬉しいですね。
びっくりするほど簡単に作れちゃうので、皆さんも是非是非チャレンジしてみてくださいね( ◜ω◝ )
おわりっ!